夏の暑さが厳しい中、エアコンをつけない親の健康が心配になることはありませんか?
暑さが厳しくなり、親を心配してエアコンをつけると怒る親も多いと聞きます。
我が家の親もそうでした。
しかし、健康を守るためにはエアコンの使用が不可欠です。
エアコンをつけると怒る親の理由は何なのか?
快くエアコンをつけてもらえる対策はいったいどのようなものなのか?
今回は、そんなエアコンをつけると怒る親の対応に困っている方々のために、その理由と対策について実体験や調査した内容をお伝えします。
この記事には、エアコンをつけない親が、エアコンをつけてくれるようになり、この厳しい夏を健康的に乗り越えていけるようにするための具体的なアドバイスを盛り込みました。
親の健康を守るためにできることを一緒に考えて行動してみましょう。
目次
エアコンをつけると怒る親!
エアコンをつけると怒る親って、どのような理由なのでしょう?
まずは、怒る理由を理解することが大事な鍵となっていきます。
ここ数年で酷暑日や猛暑日が各地で増えているため、健康のためにエアコンをつけることが良いと言われています。
暑さのあまりエアコンをつけたら、怒りだしてしまう親に対して、ついイライラしてきつい言い方をしてしまった!なんてことはありませんか?
それは逆効果なのです!
まずは、怒りだす親の理由を知り、「そうだったんだね」と、理解してあげましょう。
そうすることで、怒っている親の態度も軟化して、表情も柔らかくなっていくのです。
一旦怒りを鎮めてあげてから、次の対策を講じていきましょう!
そしてエアコンをつけてもらうためには、以下の点を理解してもらうことが重要です。
理解してもらうべき3つのポイント
●昔に比べて現在の気温は確実に上がっている
●高齢者は暑さを感じにくくなっているため、自分の体感だけに頼るのは危険
●エアコンはつけ始めに一番電力を消費するため、こまめに切るよりもつけっぱなしの方が効率的
まず、暑さが増していることを理解してもらうことが大切です。
「お母さん、暑くないのは暑さを感じにくなっていて危険なんだよ」と教えてあげましょう。
そして、もっとも勘違いしていることは、消費電力です。
節電はこまめにつけるよりもつけっぱなしがお得で効率的だということを理解してもらうことが大事です。
環境づくり
次に、エアコンを快適に使える環境を整えることが必要です。
我が家ではデジタル温度計を目につくところに設置し、「室温28℃」「エアコンはつけたままにする」といった注意書きを貼っています。
キッチンの冷蔵庫前・リビングのテレビの脇・寝室の時計の脇に、デジタル温度計を置くことで、視覚的に室温を確認できるようにしています。
繰り返し伝える
親には、「エアコンはつけっぱなしにしておいたほうが電気代が節約できるし、健康にも良いよ」と繰り返し伝えています。
例えば、かかりつけの医者や周囲の人たちからも同じメッセージを伝えてもらうことで、理解を深めてもらうことができます。
効果的な言葉
最も効果的だったのは、「ずっと健康で元気に暮らしてほしいから」という言い方です。
孫からの言葉は絶大です!
「ばーちゃん元気で長生きしてほしいから、エアコンつけて熱中症にならないで・・・」と言われたら、エアコンつけないわけにはいかなくなります。
「エアコンをつけないとダメ」と言うよりも、優しく説得することが大切です。
私たち家族も最初は苦労しましたが、これらの工夫を取り入れることで、親がエアコンを使うことに抵抗を感じなくなりました。
皆さんもぜひ試してみてください。
親の健康を守るために、少しの工夫と声がけが大きな効果を生むことを実感しています。
エアコンをつけると怒る親の理由と対策!
エアコンをつけると怒る親は、どういう理由で怒っているのでしょう?
次の項目は、その理由と具体的な対策をあげていきます。
ぜひ参考にしてください。
節約意識
理由: 電気代の節約を考えている
対策: エアコンをつけっぱなしにすることに抵抗があるなら、エコモードを活用することで、節約しながら快適な環境を維持できることを説明しましょう。
また、電気代の一部をあなたが負担するという提案も効果的です。
心配しているよと、優しく話すと親も安心するかもしれません。
特に年金生活に入っていると、毎月の出費を抑えようとする気持ちは必然です。
物価は上がるけど収入は変わらない・・・。
多くの親はこの問題に直面していることでしょう。
しかし、健康を害してしまっては元も子もありません。
入院するような事態になれば、医療費は電気代より数倍高くなり、体力も低下してしまいます。
一旦体力が低下すると、年配の方は元の体力まで回復するのに時間もかかります。
最悪な場合、元気な姿で家に戻れない!なんてことも!
このことを、「ずっと健康で元気に暮らしてほしいから」と言葉を添えて話してみましょう。
お母さん、エアコンのエコモードなら電気代を抑えられるし、体にも優しいよ!
電気代のことは心配しないで、僕が負担するから
それならエアコンつけてみようかしら・・・
エアコンの冷気
理由: エアコンの冷気が体に悪いと考えている
対策: 医師や専門家から直接アドバイスを受けてもらうのが一番です。
信頼度の高いお医者さんからのアドバイスだと説明すると説得力が増します。
また、設定温度を28度程度に設定するなど、過度に冷やさない使い方を教えるのも良いですね。
冷房が体に悪影響を及ぼすという誤解から、エアコンの使用を避けている場合があります。
エアコンの冷気で、体がダルクなる、風邪をひくなどと思い込んでいる人も多いです。
最近のエアコンはいろいろな機能がついていて、過度に冷やさない設定ができます。
極端に冷えないような温度設定や風向き、設置場所などを工夫してあげることで、安心してエアコンを使えるようにしてあげましょう。
お父さん、医者の先生もエアコンの適切な使用が健康に良いって言ってたよ
ちょっと涼しくするだけでも体が楽になるよ
先生が言うならつけてみるか!
生活習慣が変えられない
理由:習慣を変えるのが難しい
対策: 少しずつエアコンを使うことに慣れてもらうために、最初は短時間だけつけるように提案しましょう。
一緒に過ごす際にエアコンを使用し、その快適さを体感してもらうのも効果的です。
エアコンがない時代を生きてきたという自負があり、今年の夏も大丈夫と思っている親も多いでしょう。
しかし、昔は気温が40℃など体温を超えるような暑い日はほとんどなかったのです。
酷暑や猛暑など記録的な暑さが続く中で、「自分だけは大丈夫」と過信するのは大変危険です。
「ずっと健康で元気に暮らしてほしいから」という言葉を添えて、まずは、エアコンの設定温度を28℃~29℃と少し高めにして、気温の高い時間帯から少しずつ慣れてもらいましょう。
快適な空間を楽しめるように、一緒に家族団らんの場を設けてみてはいかがでしょうか。
最初は1時間だけでもつけてみて、体が慣れるか試してみようよ!
そうだ!久しぶりに一緒に将棋しようか
一緒に涼しい部屋でお茶でも飲もう
家族団らんなんて久しぶりだな!
嬉しいね~
寒さに弱い
理由: 寒く感じる・冷えに敏感
対策: エアコンの温度を高めに設定し、冷えすぎないように工夫しましょう。
冷気が直接当たらないように風向きを調整し、ブランケットなどで体を温める対策をとると良いです。
優しく語り掛けるように安心させることも大切です。
高齢になると寒さに敏感になったり、逆に暑さを感じにくくなったりします。
また、もともと冷え性だったり、血液循環や代謝が低下している人は、年齢によらず冷えに敏感です。
冷えすぎないように配慮してあげることが重要になります。
暖かいお茶を用意したり、風力や風向きなどにも配慮してあげることで、自然と笑顔になっていくはずです。
温度を28~29度くらいに設定すれば、冷えすぎなくてちょうどいいよ
冷気が直接当たらないように風向きを変えたから、大丈夫だよ
28℃でちょうどいいね~
風に当たらなければそれほど冷えすぎないぞ!
操作ができない
理由: エアコンの操作が複雑に感じている
対策: 操作が簡単なリモコンやスマートホームデバイスを導入しましょう。
使い方を丁寧に説明し、操作方法を書いたメモを残すなど、サポートを提供すると安心して使えるようになります。
機能がいろいろある便利なエアコンほど、見慣れないボタンがあったり、次の操作や手順が難しいと思うことがあるでしょう。
年を重ねると小さい字は読みにくく、説明書を見ながら操作するのが大変なんです。
リモコンを使えないとエアコンで快適に過ごすことなんてできませんよね。
そんな親には、操作が簡単なリモコンだったり、声で反応するデバイスを用意してみましょう。
そして一緒に操作をして、わかりやすく手順をメモしたり、見やすいところに提示してあげれば、一人でいる時でも操作ができるばずです。
そして、「わからなかったらすぐに連絡をしてね」と、いつでも対応できるように安心させてあげましょう。
このリモコンはボタンが少なくて簡単に操作できるよ
いつでも助けるから、わからないことがあったらすぐに聞いてね
これは簡単だな!
やり方は子供たちが教えてくれるなら一安心だ!
環境意識が高い
理由: 環境保護の意識が強い
対策: エコモードや省エネ機能を活用することで、環境に配慮しながら快適に過ごせることを説明しましょう。
健康をまもるためと説明すると、親も納得しやすいかもしれません。
ひと昔前のエアコンにはついてなかった、エコモードや省エネ機能があることを知らない親は、エアコンを使用することで、環境破壊を助長するものと思っているでしょう。
エコモードや省エネ機能とは、環境にも配慮されたお財布にやさしい機能です。
このような機能を使うことで、環境にも体にも優しいダブルの効果があることを説明してあげてください。
持続可能な環境保護を一緒に取り組むよう話し合うことで、笑顔になること間違いなしです。
エコモードなら環境にも優しいし、電気代も節約できるよ
健康を守るためには、少しの間でもエアコンを使うことが大事だよ
省エネモード?そんなのがあるなら使ってもいいわね!
乾燥しすぎると思っている
理由: 部屋の空気が乾燥しすぎると誤解している
対策: 加湿機能付きのエアコンもあることを紹介しましょう。
適切な使い方で乾燥を防ぐ方法を教えると良いです。
エアコンをつけることで部屋や体が乾燥してしまうことを嫌がる親もいます。
確かに部屋を閉め切った状態でエアコンをつけたら、徐々に乾燥してきますが、加湿器を設置したり時々換気するなどの対応をしてあげましょう。
植物やペットのために乾燥を嫌うこともあるようです。
それならば、植物やペットの場所に加湿器を置いてあげたり、直接風が当たらないようにスクリーンやカーテンを設置してあげるなど、様々な方法もあります。
また加湿機能まで付いているエアコンもあるので、買い替え時ならば一緒に検討してみてはいかがでしょう。
新しいエアコンには加湿機能もついているから、乾燥しないよ
湿度計を使って湿度を管理すれば、快適に過ごせるよ
湿度計も見やすいところに置いてくれたし、加湿機能があるなんて便利になったね~!
過去に嫌な経験をした
理由: 過去にエアコンの使用で不快な経験をしたことがある
対策: 新しいエアコンの性能や快適さを体感してもらうために、一緒にショールームに行くなどして実際に試してもらうと良いです。
過去に嫌な経験をすると、また同じ目にあったらどうしよう?と不安になりますよね?
- 音が大きくてうるさいと不快に思っている
- 水が逆流してエアコンの風と一緒に降ってきた
- 変な異臭がした
- 煙が出た
このような様々な事例が予想できます。
ひと昔前には、よくこのような話を聞いたことがありますが、年々技術は進歩しており、安全にそして確かな性能を保つようになってきています。
家族が言っても聞く耳をもたない親には、専門家の話が一番信憑性が高く納得してもらえるでしょう。
実際に展示されているエアコンを見るだけで、エアコンに対する見方が変わるかもしれません。
一緒に展示を見ながら、説明を聞いてみてはいかがでしょうか。
新しいエアコンは快適で、昔のとは全然違うよ
昔のエアコンの不快な部分は、今では改善されているよ
最新のエアコンは昔とは比べ物にならないほど良くなったな!
壊れやすいと思っている
理由: エアコンは壊れやすいと感じている
対策: 新しいエアコンの購入を検討し、信頼性の高いメーカーやモデルを選ぶサポートをしましょう。
保証やアフターサービスについても説明し、安心して使えることを伝えましょう。
使っていたエアコンの調子が悪かったりしていると、面倒くさくなりそのまま放置している可能性もあります。
また、買い替えたとしてもすぐに不具合がでたりするかもと、購入をためらっているかもしれません。
近所の電気屋さんなどで、すぐにメンテナンスできるような環境を設定してあげると、安心して使うことができます。
しっかりと理由を聞いてあげて、不安材料を払拭してあげましょう。
このメーカーのエアコンは信頼性が高いし、長持ちするよ!
近所の○○電気屋さんはすぐに駆け付けてくれるから安心してね。
保証がついているから、何かあっても安心だよ
アフターサービスが充実しているな!最近のエアコンは壊れにくいのか!
メンテナンスが困難
理由: エアコンの設置場所やフィルターの掃除が大変だと感じている
対策: エアコンの掃除やフィルターの交換など、メンテナンスを子供や周りの人が代わりに行いましょう。
フィルターの掃除が簡単なモデルを選ぶことも検討すると良いです。
高い所にあるエアコンのメンテナンスは、高齢者にとって不安ですし、何をどうやればいいのかわからないことも多いです。
若い時に比べてバランス感覚が衰えていたり、高い所から落ちたらどうしようと不安な気持ちになっているかもしれません。
フィルターが汚れて使いたくない、またはつけるとカビ臭いからなど、メンテナンスに関する理由も多いのです。
それならば、子供たちが代わりにメンテナンスしてあげたり、メンテナンスが不要の機種にすれば、簡単に解決できますね。
掃除やフィルターの交換は僕がやるから、安心して使ってね
このエアコンはメンテナンスが簡単だから、負担にならないよ
子供たちがエアコン掃除してくれるなら安心だわ!
自動で掃除してくれるエアコンもあるのね~!
まとめ
エアコンをつけると怒る親に対して、健康リスクを理解してもらい、快適な夏を過ごしてもらうためには、子供や周りの人のサポートが欠かせません。
エアコンをつけると怒る親がどのような理由でエアコンを使わないのかを理解し、それに応じた対策を取ることが大切です。
何よりも親の健康を最優先に考えて、エアコンの適切な使用を促しましょう。
親の健康を守るために、その理由と対策を知りできることから始めてみましょう。
夏の暑さを乗り切るために、ぜひこの記事のアイデアを参考にしてください。
エアコンをつけると怒る親が、エアコンをつけて夏を快適に過ごせるように、私たち子供たちができるサポートを続けていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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